パニック障害に加えて鬱状態を発症した頃、
結婚を前提に お付き合いしている彼がいました。
長い間よく支えてくれたと思います。
私のほうからは 何度も「別れて欲しい」と告げましたし
別れる別れないの喧嘩にも なりました。
でも、結局は 「今の体調では結婚できないでしょ」という
彼のご両親の判断が決め手となり
お別れすることになりました。
彼の
「嫌いになったわけではないけど
病気がイヤだ」
という最後の言葉。。
彼もかなり苦悩したことが うかがえます。
なにしろ、この時点ではまだ 「パニック障害」という病名が
まだ医療でも使われていなかった頃ー。
私自身も、 自分の体が、心が、どうなってしまったのか 分かりませんでした。
端で見ていて、さぞかし 奇妙な症状に感じただろうなぁと思います。
お付き合いの時点で 家族のように受け入れてくださっていました。
彼とご家族、ご親族までもー。
それだけに お別れする頃の態度の変化には 本当に悲しく、
今でも思い出すと泣いてしまいます。
得体のしれない病気によって健康を、
子どもの頃からの憧れだった保育の仕事を、
結婚の夢を、
一気に失いました。
人生終わったな、と思いました。
何を張り合いに生きればいいのか 分かりませんでした。
朝、目が覚めると 布団のなかで 毎日 泣いていました。
そのうえ テレビからは
当時、 阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など
次々とショッキングなニュースが
流れてきました。
世界に目を向けると
戦争や貧困などで苦しんでいる国の人々もいます。
●人間の生きる意味ってなんだろう。
●どうせいつか消えゆく命なのに、
なぜ頑張らないと
なぜ生きないと
いけないんだろう。
●仕事で正しいことをしようとすると
通らないのはなぜなんだろう。
●本当に愛するって、どういうことだろう。
誰か、教えて……!!
そんな時に 聖書に出会うのでした。
これらの答えが次々と明快に与えられました。
私は、クリスチャンとして生きていこうと決意したのでした。
(※ただいま活動休止中)
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